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オブジェクト指向

オブジェクト指向とは

今回はオブジェクト指向プログラミングについて話をしていきます。

まず、オブジェクト指向とは、プログラムを「もの」として捉え、 機能や状態のまとまりごとにプログラムを作成するという考え方です。

例として車を挙げると、車というのは、大きく分けるとエンジン、シャーシ、タイヤという部品から成り立っていると言えます。 簡単に言うと、このような部品ごとに開発を行おうとする考え方がオブジェクト指向です。

Javaの場合、部品はクラスという単位で作成します。

クラス

例えばはRPGにおけるプレイヤーを表すクラスは次のように作ることができます。

class player{
  String name;
  int HP;
  int MP;
  int Lv;
}

クラスを作成するときは初めにclassであるという宣言と、その次にクラス名を記述します。 括弧内には、変数やメソッドを作成することができます。

インスタンス

作成したクラスを使うにはインスタンス化を行わなければなりません。 インスタンス化というのは、作成したクラスの実体を作るという行為です。

インスタンス化を行うにはplayerクラスを利用したいプログラム内で次のように記述します。

player knight; /* class名 インスタンス名 */

ここではplayer型の実体knightを作成しています。

また、同じクラスのインスタンスを次のように複数作ることもできます。

player knight; /* class名 インスタンス名 */
player wizard;
player thief;

クラスを作るということはタイヤキの焼き型を作っているようなもので、 その焼き型に生地を流し込んでタイヤキを作ることがインスタンス化だとイメージしてください。

最終更新日:2008/06/04
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