変数とIf文
変数
変数とは中に数字や文字列などを入れることが出来る箱のようなものです。 整数を入れることが出来る hako という名前の変数は次のように作ります。
int hako;
変数を作るときには最初に型名(ここでは整数を表す int 型)、次に変数名(ここでは hako)を記述します。
If文
まずは次のソースコードを見てください。(宣言などは省略しています)
01 int hako = 1;
02
03 public void paint (Graphics g){
04 if (hako == 1){ g.setColor(Color.pink); }
05 g.fillRect(100, 100, 100, 100);
06 }
1 行目で変数を作っています。さらに作った変数 hako に 1 を代入して初期化しています。 「 = 」は代入を表していて左辺に右辺を代入します。
4 行目に if 文が登場します。if 文は条件分岐を行うときに利用します。 if 文は次のように書きます。
if( 条件 ){ 条件を満たすときの処理 }
ここでの条件は「 hako==1 」です。 これは、さっき説明した代入に似ていますが代入ではなく比較を表します。 つまり、変数 hako の中身の値と整数 1 が等しいかということです。 条件が満たされた場合(ここでは、変数 hako の値が 1 のとき)に括弧の中へ進み、 満たさない場合は if 文を飛ばし 5 行目に飛びます。
else文
else 文を使えば If 文に入らない場合の処理をさせることが出来ます。
if( 条件 ){
条件を満たすときの処理
}else{
条件を満たさなかったときの処理
}
また、else の後に if 文を書くことで最初の if 文に入らない場合において更に分岐させることが出来ます。
if( 条件 ){
処理
}else if( 条件 ){
処理
}
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