プログラムを作る -弐-
Javaファイルを作る
Htmlファイルを作ったのと同じ要領で「 base.java 」というファイルを作成し下のプログラムを入力して保存してください。
01 import java.awt.*;
02 import java.applet.*;
03
04 public class base extends Applet{
05 public void paint(Graphics g){
06 g.setColor(Color.pink);
07 g.fillRect(100, 100, 100, 100);
08 }
09 }
まず 1、2 行目ではパッケージの読み込みを行っています。 パッケージとは既に用意されている機能を種類ごとにまとめたものです。 パッケージを読み込むことで読み込んだパッケージの機能を使うことができるようになります。
4 行目からがプログラムのメイン部分です。Javaではプログラムは次のような形式で記述します。 「 { 」と「 } 」で囲まれた部分がプログラムの中身になります。
public class プログラムの名前 extends Applet{
プログラムに行わせたい処理
}
5〜8 行目が今回のプログラムの中身です。
05 public void paint(Graphics g){
06 g.setColor(Color.pink);
07 g.fillRect( 100, 100, 100, 100 );
08 }
「 public void paint (Graphics g) 」は文字や図形を描画する場合に使います。 この中に描画に関する処理を書きます。
6 行目の「 g.setColor(Color.pink) 」ではピンク色を選ぶという処理を行っています。 例えるなら、ピンク色のペンを手に持った状態にするということです。
7 行目の「 fillRect( 100, 100, 100, 100) 」で 、x 座標 100、y 座標 100 の位置から縦 100、横 100 の長方形を描いています。
fillRectは次のような形式で書きます。
fillRevt( x 座標, y 座標, 横の長さ, 縦の長さ )
Javaでの座標は数学での座標と違い左上の座標が( x, y ) = ( 0, 0 )になり、下に行くほど y 座標が、 右に行くほど x 座標が大きくなっていきます。
下のリンクはクリックした座標を表示するアプレットです。座標を確認するのに利用してください。
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